ものづくり補助金でフィジカルAI・産業ロボットを申請する完全手順
ものづくり補助金(中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)は、協働ロボット・AGV・AI検査システム等の設備投資に最大1,250万円を補助する中小企業向けの代表的な補助金です。
ものづくり補助金(2026年概要)
補助率
1/2〜2/3
上限額
1,250万円
公募回数
年2〜3回
審査方式
書類審査
ものづくり補助金で申請できるロボット・AI機器
- 協働ロボット:ファナック、安川電機、Universal Robots、COBOTTA等
- AGV・AMR:自律搬送ロボット(倉庫・工場内搬送)
- AI品質検査システム:画像認識AI+検査機器一式
- AI溶接・加工システム:AI制御の加工センター
- ドローン(工場・建設用途):点検・測量・物流ドローン
ものづくり補助金の事業計画書:フィジカルAI採択のための書き方ポイント
ものづくり補助金の採択率を高める事業計画書には、以下の要素を必ず含める必要があります。
採択率を高める5つの記載ポイント
- 省力化効果の定量化:「月〇〇時間削減」「生産性〇〇%向上」など具体的な数値目標
- 賃金引上げ計画:省力化による収益改善を従業員への賃金引上げに還元する計画(必須要件)
- 技術革新性の説明:単なる機器購入ではなく、自社の生産プロセスにどう革新をもたらすか
- 資金調達の実現可能性:自己負担分の調達計画(自己資金・融資)を明示
- 競合優位性:AI化による同業他社との競争優位性の確立
生産性向上の数値目標の設定方法
ものづくり補助金では「付加価値額の伸び率(年率3%以上)」などの数値目標設定が求められます。ロボット導入による生産性向上を以下の計算式で示してください。
- 現状:月産〇〇個(人員〇名)
- ロボット導入後:月産〇〇個(人員〇名) → 生産性〇〇%向上
- 3年後の付加価値額:〇〇万円(年率〇〇%増)
ものづくり補助金の申請スケジュール:採択から設備設置まで
ものづくり補助金の申請から設備稼働までのスケジュールは以下の通りです。長期スパンでの資金計画が必要です。
- 公募開始から申請締切まで:約1〜2ヶ月
- 審査・採択結果発表まで:約3〜4ヶ月
- 交付申請・承認まで:約1ヶ月
- 設備発注・設置・実績報告まで:約6〜12ヶ月
- 補助金入金まで:合計1〜1.5年