この記事の結論
「Booster K1 補助金」で調べている教育機関・研究開発の担当者向けに、まず結論からお伝えします。Booster K1は2025年10月に発表された、身長約95cmの教育・開発入門用小型ヒューマノイドロボットで、RoboCup 2025キッズサイズ部門優勝の実績を持ちます。
Booster K1は補助金の対象になる?【結論】
「Booster K1 補助金」で調べている教育機関・研究開発の担当者向けに、まず結論からお伝えします。Booster K1は2025年10月に発表された、身長約95cmの教育・開発入門用小型ヒューマノイドロボットで、RoboCup 2025キッズサイズ部門優勝の実績を持ちます。企業が研究開発の一環として導入し、新製品・新サービス開発につなげる事業計画があればものづくり補助金の対象になり得ますが、教育・競技用途としての単純な購入は、本サイトが扱う中小企業向け補助金の対象になりにくいと考えられます。
Booster K1 補助金活用の結論
①使える可能性がある制度は、企業がK1を使って新製品・新サービス開発を行う場合の「ものづくり補助金」のみで、単なる教育・競技用途の導入は対象になりにくいと考えられます。中小企業庁の製品カタログに教育用小型ヒューマノイドの区分は無いため「カタログ注文型」も「中小企業省力化投資補助金(一般型)」も対象になりにくいと考えられます。②公式サイトに価格の記載はなく問い合わせ扱いで、日本円建ての公式価格や日本での正規販売は確認できませんでした。③補助金の対象になりにくい用途でも、まずはレンタルで実機を検証する選択肢があります。特定の採択や補助額を保証するものではありません。
K1は身長約95cm・重さ約19.5kgと持ち運びやすく、Geek・Education・Professionalの3構成があります。以下、公式スペックと入手状況、使える可能性がある補助金、そしてレンタルで試す方法の順に整理します。
Booster K1とは:公式スペックと入手状況
Booster K1は、Booster Roboticsが2025年10月に発表した教育・開発の入門用小型ヒューマノイドロボットです。身長約95cm、重さ約19.5kgで、自由度は22(片脚6・片腕4・頭2)、最大トルクは60N・mです。2025年のRoboCupサッカー「キッズサイズ」部門で優勝した機種で、同社の学習環境Booster GYM 2.0を組み込み、スポーツやダンスの動きに対応します。構成はGeek・Education・Professionalの3種類があり、演算性能はそれぞれ48TOPS、117TOPS、200TOPSです。いずれもステレオ深度カメラ、9軸IMU、3マイクアレイとスピーカーを備え、Doubao大規模言語モデルを6か月無料で使えます。バッテリーはGeekが2Ahで歩行約30分、Education・Professionalは5Ahで約80分、保証はGeekが3か月、ほかは1年です。
Booster K1 公式スペック(2026年9月27日確認)
下表は公式サイトで確認できた項目の一覧です。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 発表時期 | 2025年10月(報道ベース。公式サイトに発表日の明記なし) | 海外メディア報道・Booster公式サイト |
| 構成と演算性能 | Geek 48TOPS/Education 117TOPS/Professional 200TOPS | Booster公式サイト |
| 受賞歴 | RoboCup 2025 キッズサイズ部門 優勝機種 | Booster公式サイト |
| バッテリー・保証 | Geek 2Ah・歩行約30分・保証3か月/Education・Professional 5Ah・歩行約80分・保証1年 | Booster公式サイト |
| AI | Doubao大規模言語モデルを6か月無料で利用可能 | Booster公式サイト |
| 価格 | 公式サイトに記載なし。問い合わせでの対応 | Booster公式サイト(確認できず) |
| 日本円建て価格・国内正規販売 | 確認できず | 確認できず |
公式サイトのK1ページには「Buy Now」の導線がありますが、価格の表示は無く、個別に確認する仕様とみられます。日本での正規販売代理店の告知は確認できませんでした。
Booster K1の導入に使える可能性がある補助金【2026年】
K1は教育・競技・開発の入門用に位置づけられた機種のため、対象になり得る制度は他の産業用ロボットより限られます。下表は2026年9月27日時点で公式サイトから確認できた、企業向けの主な制度の整理です。
| 制度 | 補助率 | 補助上限額 | 2026年9月27日時点の公募状況 |
|---|---|---|---|
| ものづくり補助金(製品・サービス高付加価値化枠) | 中小企業1/2、小規模企業・小規模事業者・再生事業者2/3 | 従業員規模により750万〜2,500万円(大幅賃上げ特例で100万〜1,000万円上乗せ) | 23次締切(2026年5月8日締切・8月7日採択発表)まで実施。24次の公募スケジュールは本記事執筆時点で未掲載 |
| ものづくり補助金(グローバル枠) | 中小企業1/2、小規模企業・小規模事業者2/3 | 従業員規模の区切り無しで3,000万円 | 同上 |
| 中小企業省力化投資補助金(一般型) | 中小企業1/2(最低賃金引上げ特例で2/3)、小規模企業者・小規模事業者・再生事業者2/3 | 従業員規模により750万〜8,000万円(大幅賃上げ特例で最大1億円) | 第8回公募が受付中(公募開始2026年8月18日・申請受付開始9月18日・締切10月16日17:00・採択発表2027年2月上旬予定) |
| 中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型) | 1/2以下 | 従業員規模により200万〜1,500万円(賃上げ要件達成で上限引き上げ) | 随時受付中。ただし対象は事務局の製品カタログに登録された製品のみ |
※上記は2026年9月27日時点で公式サイトから確認できた数値です。公募回・特例の適用条件は変更される場合があるため、必ず最新の公募要領をご確認ください。特定の採択や補助額を保証するものではありません。
ものづくり補助金:K1を使った新製品・新サービス開発なら候補になる
ものづくり補助金は「革新的な新製品・新サービス開発」または「海外需要開拓」を行う事業が対象です。企業がK1を使ってロボット教育サービスやAI学習用の新しいコンテンツ・製品を開発する場合は候補になり得ますが、単にK1を購入して社内の教育・研修に使うだけでは対象外と考えられます。23次締切(2026年5月8日締切)まで実施され、24次の公募スケジュールは2026年9月27日時点で公式サイトに掲載されていません。
中小企業省力化投資補助金(一般型):対象になりにくい
一般型は特定の業務の省力化を支援する枠です。K1は教育・開発入門用のプラットフォームであり、既存業務を代替して省力化する機種ではないため、対象になりにくいと考えられます。第8回公募は2026年9月18日に申請受付を開始し、締切は同年10月16日17:00です。
中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型):対象カテゴリが無く非該当の可能性が高い
カタログ注文型は、事務局が用意した製品カテゴリに登録された汎用製品だけが対象です。2026年9月27日に中小企業庁の製品カテゴリ一覧(category.csv、2026年9月10日更新・203件)を確認したところ、清掃ロボット・配膳ロボット・パレタイズロボットなど特定作業向けの区分はあるものの、教育・開発用の小型ヒューマノイドに該当するカテゴリは見当たりませんでした。登録製品一覧(list.csv)で「Booster」を検索しましたが登録は確認できませんでした。ただしこのファイルは2025年11月27日更新で止まっており最新の登録状況を反映していない点に注意してください。ライブの検索ポータル(portal.shoryokuka.smrj.go.jp)はJavaScriptで動く検索画面のため、本記事の作成環境からは実地検索ができておらず、この点は確認できていません。
中小企業新事業進出補助金:新規受付は終了・後継制度へ移行
「中小企業新事業進出補助金」は2026年9月27日時点で公式サイト上に「本補助金の公募は終了しております」との告知があり、新規の受付は後継の「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」に移行しています。後継制度の補助率・上限額などの詳細は本記事作成時点で確認できていないため、検討する場合は必ず公式の特設サイトで最新情報をご確認ください。