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介護ロボット メーカー比較2026|9分野と補助金の基準額

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この記事の結論

介護ロボットのメーカーは、価格や知名度ではなく、厚生労働省・経済産業省が定める「介護テクノロジー利用の重点分野」(2025年4月運用開始・9分野16項目)のどの分野に対応する製品かで比較するのが実務的です。多くのメーカーは価格を公式サイトで公表しておらず、本記事は公表が確認できない製品をすべて「要見積」と明記し、価格の

介護ロボット メーカー比較2026:結論と選び方

介護ロボットのメーカーは、価格や知名度ではなく、厚生労働省・経済産業省が定める「介護テクノロジー利用の重点分野」(2025年4月運用開始・9分野16項目)のどの分野に対応する製品かで比較するのが実務的です。多くのメーカーは価格を公式サイトで公表しておらず、本記事は公表が確認できない製品をすべて「要見積」と明記し、価格の相場や目安の数値は掲載しません。

この記事でわかること(要約)

  • 介護ロボット メーカー比較:厚労省・経産省の9分野16項目(2025年4月運用開始)のどの分野に対応する製品かで整理するのが基本。本記事の比較表も分野別に掲載
  • 介護ロボット 補助金:地域医療介護総合確保基金「介護テクノロジー導入支援事業」(令和7年度)は、機器1台あたり原則上限30万円、移乗支援・入浴支援は上限100万円、要件を満たせば補助率3/4。実施主体は都道府県で、実際の要綱・予算配分は都道府県ごとに異なる
  • 価格:メーカー公式サイトで価格を公表している製品はごく一部。本記事は公表が確認できない製品をすべて「要見積」と記載し、相場・目安の金額は書かない
  • 対象製品の確認先:公益財団法人テクノエイド協会の「福祉用具情報システム(TAIS)」で、介護テクノロジーとして選定された製品を検索できる(補助対象になる原則条件の一つ)

本記事は、厚生労働省・経済産業省が公表する一次資料だけをもとに、介護ロボットのメーカーを分野別に整理し、補助金の補助率・補助上限額・都道府県ごとの予算配分の実例までを解説します。価格の相場・目安・導入効果の数値は、公式に確認できないものは書きません。

本記事の重点分野の定義・補助率・補助上限額・普及率・都道府県別予算はすべて厚生労働省が公表する資料に基づき、2026年9月14日時点で確認したものです。出典はページ末尾に一覧で掲載しています。都道府県の要綱・予算・対象製品は年度ごとに変わるため、申請前に必ず所在地の都道府県窓口で最新情報をご確認ください。

介護ロボット 主要メーカー比較【2026年】:重点分野で整理

介護ロボットは分野によって得意なメーカーがまったく異なります。まず自施設が解決したい介護場面(見守り・移乗介助・コミュニケーション等)を1つ決め、その分野で公式サイトから情報を確認できるメーカーを比較することが失敗しない選び方です。以下は、公式サイトで事業内容・製品情報を確認できた主要メーカーの一覧です(2026年9月14日確認)。

メーカー製品名対応する重点分野概要価格
パラマウントベッド眠りSCAN見守り・コミュニケーション(施設)マットレス下に設置する非接触センサーで、睡眠状態や離床等を検知する機器要見積(公式サイトに価格の記載なし)
コニカミノルタHitomeQ ケアサポート見守り・コミュニケーション(施設)天井設置のカメラとAIで、転倒等の行動を検知する見守りシステム要見積(同上)
CYBERDYNEHAL 腰タイプ(介護・自立支援用)移乗支援(装着)装着者の生体電位信号を読み取り、動作をアシストする装着型ロボット要見積(同上・レンタルプランは個別見積り)
イノフィスマッスルスーツ Every移乗支援(装着)空気圧により動作をアシストする、電源不要の装着型機器要見積(同上)
富士ソフトPALRO見守り・コミュニケーション(コミュニケーション)音声認識・顔認識を搭載し、会話やレクリエーションの進行を行うロボット要見積(同上)
産業技術総合研究所(産総研)PARO見守り・コミュニケーション(コミュニケーション)アザラシ型のセラピー効果を目的とした対話型ロボット。国立研究開発法人が開発要見積(販売代理店にお問い合わせください)
GROOVE XLOVOT見守り・コミュニケーション(コミュニケーション)体温を持つ触れ合い型ロボット。家庭向けが中心で、施設での活用事例もある要見積(公式サイトに施設向け価格の記載なし)

上記は本記事執筆時点で公式サイトの事業内容・製品情報を確認できたメーカーの一部です。移動支援・排泄支援・入浴支援・介護業務支援・機能訓練支援・食事栄養管理支援・認知症生活支援等を含む全分野の対象製品は、次章で紹介する公式データベースで検索できます。

価格が「要見積」になっている理由

本記事では、メーカー公式サイト・プレスリリース・公式オンラインストアに価格の掲載が確認できた製品のみ価格を記載し、確認できなかった製品はすべて「要見積」と表記する方針を取っています。2026年9月14日時点で確認した範囲では、上記7メーカーのいずれも介護施設向け製品の定価を公式サイト上で公開していませんでした。介護ロボットは施設の規模・設置環境・台数・保守プランによって費用が変わる個別見積もりが基本のため、「◯万円〜」という相場の記載はかえって実態と乖離するおそれがあります。正式な価格は、必ず各メーカーまたは販売代理店に直接お問い合わせください。

厚労省・経産省の重点分野(9分野16項目)から選ぶ

厚生労働省と経済産業省は、2012年に「ロボット技術の介護利用における重点分野」を策定し、2014年・2017年に改訂したうえで、2024年6月28日に大幅な見直しを行い、名称を「介護テクノロジー利用の重点分野」に変更しました。2025年3月まで運用されていた旧分野は6分野13項目でしたが、2025年4月からは機能訓練支援・食事栄養管理支援・認知症生活支援・認知症ケア支援の3分野が新たに追加され、9分野16項目で運用されています。

重点分野項目普及率(令和3年度調査)
移乗支援装着9.7%
非装着
移動支援屋外1.2%
屋内
装着
排泄支援排泄予測・検知0.5%
排泄物処理
動作支援
見守り・コミュニケーション施設30.0%
在宅
コミュニケーション
入浴支援項目区分なし11.2%
介護業務支援項目区分なし10.2%
機能訓練支援2025年4月新設調査未実施
食事・栄養管理支援2025年4月新設調査未実施
認知症生活支援・認知症ケア支援2025年4月新設調査未実施

普及率は「令和3年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査結果」を厚生労働省が引用したものです。2025年4月に新設された3分野は同調査の対象外のため、普及率は未公表とされています。出典:厚生労働省「介護テクノロジー利用の重点分野の全体図と普及率」(2026年9月14日確認)。

見守り・コミュニケーションで選ぶ:最も普及している分野

見守り・コミュニケーションは、令和3年度調査で普及率30.0%と9分野の中で最も普及が進んでいる分野です。厚労省の定義では「施設」「在宅」「コミュニケーション」の3項目に分かれ、施設向けはセンサーや外部通信機能を備えた機器・プラットフォームを、在宅向けは転倒検知センサー等を、コミュニケーション項目は高齢者等とのコミュニケーションを支援する機器を指します。夜勤の巡視負担が大きい施設、認知症ケアやレクリエーションを強化したい施設が優先的に検討する分野です。

移乗支援で選ぶ:装着型と非装着型の違い

移乗支援は普及率9.7%で、厚労省の定義上「装着」と「非装着」の2項目に分かれます。装着型は「介助者が装着して用い、移乗介助の際の身体の負担を軽減する」機器で、介助者が一人で着脱できることが要件です。非装着型は「要介護者を移乗させる際、介助者の力の全部又は一部のアシストを行う」機器で、住宅等への据付け工事を伴わないことなどが要件になっています。職員の腰痛対策を主目的にするなら装着型、機器そのものが移乗動作を担う非装着型かは、現場の運用に合わせて検討します。

機能訓練支援・食事栄養管理支援・認知症生活支援:2025年新設の3分野

2025年4月に新設された3分野は、いずれも介護職員が行う周辺業務を支援する機器・システムを対象としています。機能訓練支援は「介護職等が行う身体機能や生活機能の訓練における各業務(アセスメント・計画作成・訓練実施)を支援する機器・システム」、食事・栄養管理支援は「高齢者等の食事・栄養管理に関する周辺業務を支援する機器・システム」、認知症生活支援・認知症ケア支援は「認知機能が低下した高齢者等の自立した日常生活または個別ケアを支援する機器・システム」と定義されています。新設分野のため対応製品はまだ少なく、導入を検討する場合は下記のデータベースで最新の登録状況を確認してください。

全分野の対象製品を検索できる公式データベース

厚生労働省は、公益財団法人テクノエイド協会が運営する「福祉用具情報システム(TAIS)」で、介護テクノロジーとして選定された製品は原則として補助対象になると案内しています。導入候補の製品が重点分野のどの項目に該当するか、補助対象になり得るかは、まずこのデータベースで確認するのが確実です。

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メーカー・機種を比較する7つのチェックポイント

介護ロボットのメーカーを比較する際は、価格だけでなく次の7点を確認することを推奨します。カタログスペックや知名度だけで選ぶと、導入したのに現場で使われず眠ってしまう失敗につながります。

チェックポイント確認すること
1. 用途への適合自施設の課題分野(見守り・移乗・コミュニケーション等)に、重点分野の定義上も実際の機能上も合っているか
2. 現場スタッフの使いやすさITが苦手な職員でも扱えるか。デモ・お試しで実機を確認する
3. 被介助者の受容性利用者本人が抵抗なく使えるか(特に装着型・移乗系)
4. 保守・サポート体制故障時の対応スピード、消耗品・更新の継続コスト
5. 既存システムとの連携介護記録ソフトや科学的介護情報システム(LIFE)との連携可否
6. 補助対象製品かどうかテクノエイド協会のTAISで介護テクノロジーとして選定されているか
7. レンタル・お試し可否購入前に試せるか。効果検証してから購入判断できるか

「有名メーカーだから」で選ばない

同じ「介護ロボット」でも、見守りと移乗介助ではまったく別の製品カテゴリです。メーカーの知名度ではなく、自施設で最も負担が大きい介護場面を1つ特定し、その分野で実績のある複数メーカーからデモ・相見積もりを取ることが、失敗しない進め方です。

介護ロボット 補助金:介護テクノロジー導入支援事業で自己負担を抑える

介護ロボットの導入費用を補助する国の代表的な仕組みが、地域医療介護総合確保基金(介護従事者確保分)の中で実施される「介護テクノロジー導入支援事業」です。実施主体は都道府県で、国と都道府県が費用を分担する基金を財源に、各都道府県が要綱を定めて介護施設等へ補助します。令和7年度当初予算では、地域医療介護総合確保基金(介護従事者確保分)97億円の内数として計上されています。

区分補助上限額備考
移乗支援・入浴支援ロボット1機器あたり100万円必要台数まで対象
上記以外の介護ロボット1機器あたり30万円 
ICT(介護ソフト等)1〜10人100万円/11〜20人150万円/21〜30人200万円/31人以上250万円職員数により変動。変動しない契約は一律250万円
パッケージ型導入支援400万円以上1,000万円以下で都道府県が設定見守り機器等、複数のテクノロジーを連動させる場合の通信環境整備費を含む
導入と一体的に行う業務改善支援45万円(協働化等も実施する場合48万円)介護ロボット・ICTの導入時に必須

補助率は原則1/2ですが、業務改善計画の作成、第三者による業務改善支援の活用、見守り・インカム等のICT機器・介護記録ソフトの3点セット活用(入所・泊まり・居住系)など共通要件を満たす場合は、3/4を下限とすると案内されています。対象になるのは、前章のデータベースで介護テクノロジーとして選定された機器が原則です。

補助実績は年々拡大しています。介護ロボット導入支援事業の補助事業所数は令和元年度1,813事業所から令和4年度は2,930事業所に、ICT導入支援事業は令和元年度195事業所から令和4年度は5,075事業所に増えています。

都道府県によって金額が違う理由:令和7年度の予算配分

介護テクノロジー導入支援事業は都道府県が実施主体のため、実際に使える予算額・1事業所あたりの補助規模は都道府県ごとに異なります。厚生労働省「都道府県ごとの予算状況(令和6年度補正予算+令和7年度基金)」(mhlw.go.jp・令和8年1月時点・2026年9月22日確認)によると、令和6年度補正予算と令和7年度基金をあわせた全国の国庫補助額は207億77万円で、1事業所あたりの平均は65.6千円です。都道府県別の内訳(抜粋)は次のとおりです。

都道府県国庫補助額(令和6年度補正+令和7年度基金)1事業所あたり
北海道10億6,124万円74.7千円
東京都33億5,474万円137.3千円
愛知県7億8,372万円50.6千円
大阪府11億5,416万円42.6千円
福岡県8億4,701万円60.8千円
鳥取県3億8,711万円214.6千円
全国計207億77万円65.6千円

東京都は上記以外に、基金残高等を活用した独自予算1億3,662万円を追加実施しています。1事業所あたりの金額は、国庫補助額を各都道府県の全介護サービス事業所数(令和5年度介護サービス施設・事業所調査)で割った参考値であり、個々の施設が実際に受け取れる補助額を示すものではありません。出典:厚生労働省「介護テクノロジー導入支援にかかる都道府県ごとの予算状況」(令和8年1月時点・2026年9月14日確認)。

都道府県は独自のページ・要綱を公表している:東京都の例

介護テクノロジー導入支援事業の具体的な補助率・補助上限額・公募時期・対象製品は、都道府県ごとに要綱で定められます。実例として、東京都は「次世代介護機器導入促進支援事業(旧:次世代介護機器の活用支援事業)」というページを東京都福祉局のサイトで公開しており、募集の詳細は公益財団法人東京都福祉保健財団の募集要領で案内される仕組みになっています。事業所が所在する都道府県で同様の実施ページ・要綱があるかどうかは、各都道府県の高齢者福祉担当課の公式サイトで確認してください。

本記事の補助率・補助上限額は全国共通の「基準」です

本章で紹介した補助率・補助上限額は、厚生労働省が地域医療介護総合確保基金の枠組みとして示す全国共通の基準額です。実際にどの機器がいくらの補助を受けられるかは、都道府県が定める要綱・公募要領によって最終的に決まります。申請前に必ず、事業所が所在する都道府県の担当課の公式サイトで最新の要綱をご確認ください。

申請から補助金交付までの流れ

介護テクノロジー導入支援事業は、多くの都道府県で概ね次の流れで進みます。共通して最も重要なのは、交付決定通知を受け取る前に機器を発注・購入しないことです。交付決定前に購入した場合、補助対象外になります。

1

都道府県の公募情報を確認

高齢者福祉担当課のサイトで、公募時期・要綱・対象製品を確認する

2

対象製品・業務改善計画の確認

TAISで対象製品か確認し、業務改善計画を作成する

3

申請書類の提出

見積書・事業計画・業務改善計画等を都道府県へ提出する

4

交付決定通知を受け取る

交付決定前の発注・購入は補助対象外になる

5

機器の発注・導入・研修

交付決定後にすみやかに発注し、導入・研修を実施する

6

効果測定・実績報告

業務改善計画に基づく効果を一定期間報告する

申請様式・必要書類・スケジュールは都道府県ごとに異なるため、詳しい申請の流れと注意点は介護ロボット補助金の制度ガイド、令和8年度の最新情報は令和8年度版の完全解説記事でも整理しています。申請書類の作成を専門家に依頼したい場合は申請代行についての解説記事もあわせてご覧ください。

メーカー・機種を選ぶ前のチェックリスト

メーカー・機種の最終選定前に、以下を確認してください。

選定前チェックリスト

【課題の明確化】

  • 解決したい介護場面(分野)を1つに絞り込んだ
  • 重点分野9分野16項目のどの項目に該当するかを確認した
  • 施設のWi-Fi環境・電源容量を確認した(見守り機器等の通信系機器の前提条件)

【製品選定】

  • 同分野の複数メーカーからデモ・お試しを受けた
  • 実際に使う現場職員が操作性を確認した
  • テクノエイド協会のTAISで補助対象製品かを確認した
  • 正式な見積もりをメーカー・代理店から取得した(本記事の価格情報は要見積)

【補助金申請】

  • 所在する都道府県の公募スケジュール・要綱を確認した
  • 交付決定前に発注しない段取りを組んだ
  • 業務改善計画・第三者による業務改善支援の活用を準備した
  • 補助金申請実績のある専門家への相談を検討した

よくある失敗と対策

介護ロボットを導入しても現場で使われなくなるケースの主な原因は、事前説明不足・業務フローへの組み込み不足・担当者不在の3点です。

よくある失敗対策
知名度だけでメーカーを決め、現場の課題に合っていなかった重点分野の定義で対応分野を確認し、複数メーカーのデモを比較してから決める
スタッフへの説明が不十分で、現場に反発が起きた「仕事を奪うものでなく身体を守るツール」という丁寧な説明を導入前に行う
機器管理の担当者が不在で、使われないまま放置された担当者(リーダー)を1名選任し、メーカー研修を必ず受けさせる
交付決定前に発注してしまい、補助対象外になった都道府県の公募スケジュールを確認し、交付決定通知を待ってから発注する
見積書が合算されており、補助対象経費の区分が不明確だった機器費・環境整備費・研修費等を区分した見積書をメーカー・代理店に依頼する

まず1台・1フロアの試験導入から始め、効果を確認してから拡大する施設の方が、現場での定着率が高い傾向にあります。

本記事はメーカー比較と補助金制度に絞って解説しました。あわせて次の記事もご覧ください。

自施設に合った専門家をお探しの方は専門家一覧、直近の公募スケジュールは補助金の公募スケジュール一覧もあわせてご確認ください。

出典・参考情報

  • 厚生労働省「介護ロボットの開発・普及の促進」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000209634.html)・2026年9月14日閲覧
  • 厚生労働省・経済産業省「ロボット技術の介護利用における重点分野(概要)」(平成29年10月12日改訂・PDF)・2026年9月14日閲覧
  • 厚生労働省「介護テクノロジーの利用促進」(https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-ict.html)・2026年9月14日閲覧
  • 厚生労働省・経済産業省「ロボット技術の介護利用における重点分野の改訂について」(2024年6月28日・PDF)・2026年9月14日閲覧
  • 厚生労働省「介護テクノロジー利用の重点分野の全体図と普及率」(PDF・普及率は令和3年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査結果を引用)・2026年9月14日閲覧
  • 厚生労働省「介護テクノロジー利用の重点分野の定義」(PDF)・2026年9月14日閲覧
  • 厚生労働省「介護テクノロジー導入支援事業(地域医療介護総合確保基金(介護従事者確保分))」(令和7年度当初予算資料・PDF)・2026年9月14日閲覧
  • 厚生労働省「介護テクノロジー導入支援にかかる都道府県ごとの予算状況」(https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-seisansei_forum_00001.html・添付PDFは令和8年1月時点データ)・2026年9月14日閲覧
  • 公益財団法人テクノエイド協会「福祉用具情報システム(TAIS)」(https://www.techno-aids.or.jp/ServiceWelfareGoodsList.php)・2026年9月14日閲覧
  • 東京都福祉局「次世代介護機器導入促進支援事業(旧:次世代介護機器の活用支援事業)」(更新日2022年9月2日・https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kourei/hoken/jisedaikaigo/jisedaigaiyou)・2026年9月14日閲覧
  • パラマウントベッド株式会社 公式サイト(https://www.paramount.co.jp/)・2026年9月14日閲覧
  • コニカミノルタ株式会社 公式サイト(https://www.konicaminolta.com/jp-ja/index.html)・2026年9月14日閲覧
  • CYBERDYNE株式会社 公式サイト(https://www.cyberdyne.jp/)・2026年9月14日閲覧
  • 株式会社イノフィス 公式サイト(https://innophys.jp/)・2026年9月14日閲覧
  • 富士ソフト株式会社 公式サイト(https://www.fsi.co.jp/)・2026年9月14日閲覧
  • 国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)公式サイト(https://www.aist.go.jp/)・2026年9月14日閲覧
  • GROOVE X株式会社 公式サイト(https://groove-x.com/)・2026年9月14日閲覧

最終更新日: 2026年9月14日。重点分野の定義・補助率・補助上限額・都道府県別予算・対象製品は変更される場合があります。必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事は特定の製品の性能・価格・採択を保証するものではありません。

よくある質問(FAQ)

A

おすすめは自施設が解決したい介護場面によって変わります。見守り・コミュニケーション分野ならパラマウントベッド(眠りSCAN)やコニカミノルタ(HitomeQ ケアサポート)、富士ソフト(PALRO)、産総研(PARO)、GROOVE X(LOVOT)等、移乗支援(装着型)ならCYBERDYNE(HAL)やイノフィス(マッスルスーツ Every)が実績のあるメーカーです。まず厚生労働省・経済産業省が定める9分野16項目のどの分野の課題を解決したいかを1つに絞り込み、その分野で複数メーカーのデモを受けて比較することが失敗しない選び方です。

A

本記事で確認した範囲では、主要メーカーの多くが介護施設向け製品の価格を公式サイトで公表しておらず、正式な価格は個別見積もりが基本です。相場や目安の金額は施設の規模・設置環境・台数によって大きく変わるため、本記事ではあえて掲載していません。価格帯の目安を知りたい方は介護ロボットの価格・費用相場の記事もご覧ください。正式な価格は必ず各メーカー・販売代理店に直接お問い合わせください。

A

本記事で確認できた主なメーカーは、パラマウントベッド(眠りSCAN、マットレス下の非接触センサー)、コニカミノルタ(HitomeQ ケアサポート、天井カメラとAI)、富士ソフト(PALRO)、産総研(PARO)、GROOVE X(LOVOT)です。見守り・コミュニケーションは厚労省の9分野の中で最も普及が進んでいる分野(令和3年度調査で普及率30.0%)で、対応製品も比較的多く公開されています。

A

厚生労働省・経済産業省の定義では、装着型は「介助者が装着して用い、移乗介助の際の身体の負担を軽減する」機器で、介助者が一人で着脱できることが要件です。非装着型は「要介護者を移乗させる際、介助者の力の全部又は一部のアシストを行う」機器で、住宅等への据付け工事を伴わないことなどが要件です。職員の腰痛対策が主目的なら装着型、機器そのものが移乗動作を担う仕組みを求めるなら非装着型が候補になります。

A

地域医療介護総合確保基金「介護テクノロジー導入支援事業」の全国共通の基準額では、移乗支援・入浴支援ロボットは1機器あたり上限100万円、それ以外の介護ロボットは1機器あたり上限30万円、補助率は原則1/2(要件を満たせば3/4)です。ただし実施主体は都道府県のため、実際の補助率・上限額・対象製品は都道府県が定める要綱によって決まります。所在する都道府県の担当課の公式サイトで最新の要綱をご確認ください。

A

厚生労働省は、公益財団法人テクノエイド協会が運営する「福祉用具情報システム(TAIS)」で、介護テクノロジーとして選定された機器は原則として補助対象になると案内しています。導入候補の製品名・メーカー名でTAISを検索し、選定の有無を確認するのが確実です。最終的な対象可否は、申請先の都道府県の要綱でもあわせて確認してください。

A

介護テクノロジー導入支援事業は、国と都道府県が費用を分担する地域医療介護総合確保基金を財源に、都道府県が実施主体として要綱を定めて運用しているためです。厚生労働省「都道府県ごとの予算状況(令和6年度補正予算+令和7年度基金)」(mhlw.go.jp・令和8年1月時点・2026年9月22日確認)では、令和6年度補正予算と令和7年度基金をあわせた1事業所あたりの補助規模(国庫補助額を事業所数で割った参考値)は、全国平均65.6千円に対し、東京都137.3千円、鳥取県214.6千円、大阪府42.6千円などと都道府県によって差があります。

A

厚生労働省・経済産業省は2024年6月28日、従来の「ロボット技術の介護利用における重点分野」(6分野13項目)を改訂し、名称を「介護テクノロジー利用の重点分野」に変更しました。ICT・IoT技術やデータ利活用の進展を踏まえ、機能訓練支援・食事栄養管理支援・認知症生活支援の3分野を追加し、2025年4月から9分野16項目で運用しています。「介護ロボット」はロボット技術を用いた機器を指す言葉として引き続き使われますが、行政上の重点分野の名称は現在「介護テクノロジー」に統一されています。

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本記事の監修

齊木祐介(株式会社ASI 代表取締役)

AI・ロボティクスの導入支援、補助金・助成金の活用支援、専門メディアの運営など複数事業を統括。実務で得た知見をもとに、本サイトの情報を監修しています(運営:株式会社ASI)。

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