この記事の結論
「Microduck 補助金」で調べている方向けに、まず結論からお伝えします。Microduckは、Hugging Face傘下のPollen Roboticsが2026年8月27日に予約受付を始めた、高さ25cmのオープンソース小型二足ロボットです。
Microduckは補助金の対象になる?【結論】
「Microduck 補助金」で調べている方向けに、まず結論からお伝えします。Microduckは、Hugging Face傘下のPollen Roboticsが2026年8月27日に予約受付を始めた、高さ25cmのオープンソース小型二足ロボットです。物理シミュレーターで強化学習させた歩行・起き上がりなどの動きを実機で再現する、研究・教育・開発者向けの実験機です。本サイトが扱う中小企業向け補助金は業務の省力化や新製品・新サービス開発を対象にした制度のため、Microduckのような小型の研究・教育用ロボットにそのまま当てはまるとは限りません。
Microduck 補助金活用の結論
①個人の趣味・学習用途は本サイトで扱う中小企業向け補助金の対象外です。民間企業がMicroduckを使って強化学習やロボット制御の新しい製品・サービスを開発する具体的な事業計画があれば、ものづくり補助金が候補になり得ます。大学・教育機関での研究・教育利用は科研費など研究費・教育予算の一般的な案内にとどまります。②入手状況は、2026年8月27日から予約受付中で、公式ストアは日本を含む国での発売を予定していますが、2026年9月27日時点で新規予約の納期は4〜6か月とされています。③本体399米ドルと比較的手頃な価格のため、事業として検討する場合もレンタルで用途を確かめてから計画を立てる選択肢があります。特定の採択や補助額を保証するものではありません。
以下、公式スペックと入手状況、研究・教育・民間それぞれの用途で使える可能性がある制度、そしてレンタルで試す方法の順に整理します。
Microduckとは:公式スペックと入手状況
Microduckは、高さ25cm・重さ800gのオープンソース二足歩行ロボットです。物理シミュレーターMuJoCo上で強化学習させた動き(ポリシー)を実機に移して動かす仕組みで、歩行、座る・立つ、キック、くちばしで物を拾う、ローラースケート走行、転倒からの起き上がりなど7種類の学習済みの動きを同梱し、届いてすぐに遊べます。各動作は自分のPCやHugging Face Jobsで再学習でき、作った動作はコミュニティで公開・共有できます。SDK、シミュレーション、学習環境はApache-2.0ライセンスで公開されています。
Microduck 公式スペック(2026年9月27日確認)
下表は公式サイト・公式ストアで確認できた項目の一覧です。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 予約受付開始 | 2026年8月27日 | Pollen Robotics公式ページ |
| センサー・演算 | 広角カメラ、8×8のToF LiDAR、IMU2個、Rockchip RK3566+AIアクセラレーター、1GB RAM・32GBストレージ、Wi-Fi・Bluetooth | Pollen Robotics公式ストア商品データ |
| バッテリー | 着脱式のNP-F550バッテリー、稼働時間は目安約1時間 | Pollen Robotics公式ストア商品ページ |
| 同梱品 | 本体、バッテリー、USB-Cケーブル、ゲームコントローラー。本体色は4種類 | Pollen Robotics公式ページ |
| 別売パック | 充電器パック39米ドル、開発者パック119米ドル(予備モーター3個・モーターケーブル5本・バッテリー2個・デュアル充電器・NFCタグ10個・Hugging Faceクレジット・工具類)、アクセサリーパック39米ドル | Pollen Robotics公式ページ |
| 欧州向け公式ストア価格 | 340ユーロ | Pollen Robotics公式ストア商品データ |
| 発売時の対象国(公式ページ記載) | 米国・カナダ・EU・英国・ノルウェー・スイス・日本・韓国での発売開始を予定。順次対象国を拡大予定 | Pollen Robotics公式ストア商品ページ |
| 2026年9月27日時点の納期 | 公式ストアに「予約が集中しクリスマスまでの配送は約束できない。現在の新規注文の目安は4〜6か月」との告知 | Pollen Robotics公式ストア(2026年9月27日確認) |
公式ストアの商品ページには当初「クリスマス2026までに初回配送」という案内がありましたが、2026年9月27日時点でこの案内は注意書きにより更新されており、新規予約の納期は4〜6か月とされています。日本円建ての価格や国内の技適取得状況は本記事作成時点で公式サイト上に確認できませんでした。
Microduckの導入に使える可能性がある補助金【2026年】
Microduckは業務を代替する専用機ではなく、強化学習・ロボット制御の実験と教育向けの小型二足ロボットです。下表は2026年9月27日時点で公式サイトから確認できた、企業向けの主な制度の整理です。
| 制度 | 補助率 | 補助上限額 | 2026年9月27日時点の公募状況 |
|---|---|---|---|
| ものづくり補助金(製品・サービス高付加価値化枠) | 中小企業1/2、小規模企業・小規模事業者・再生事業者2/3 | 従業員規模により750万〜2,500万円(大幅賃上げ特例で100万〜1,000万円上乗せ) | 23次締切(2026年5月8日締切・8月7日採択発表)まで実施。24次の公募スケジュールは本記事執筆時点で未掲載 |
| ものづくり補助金(グローバル枠) | 中小企業1/2、小規模企業・小規模事業者2/3 | 従業員規模の区切り無しで3,000万円 | 同上 |
| 中小企業省力化投資補助金(一般型) | 中小企業1/2(最低賃金引上げ特例で2/3)、小規模企業者・小規模事業者・再生事業者2/3 | 従業員規模により750万〜8,000万円(大幅賃上げ特例で最大1億円) | 第8回公募が受付中(公募開始2026年8月18日・申請受付開始9月18日・締切10月16日17:00・採択発表2027年2月上旬予定) |
| 中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型) | 1/2以下 | 従業員規模により200万〜1,500万円(賃上げ要件達成で上限引き上げ) | 随時受付中。ただし対象は事務局の製品カタログに登録された製品のみ |
※上記は2026年9月27日時点で公式サイトから確認できた数値です。公募回・特例の適用条件は変更される場合があるため、必ず最新の公募要領をご確認ください。特定の採択や補助額を保証するものではありません。
ものづくり補助金:民間企業の新製品・新サービス開発なら候補になる
ものづくり補助金は「革新的な新製品・新サービス開発」または「海外需要開拓」を行う事業が対象です。Microduckを使って強化学習を応用した新しいロボット制御サービスや教材を開発する具体的な事業計画があれば候補になり得ますが、単に実験用・展示用に導入するだけでは対象外です。23次締切(2026年5月8日締切)まで実施され、24次の公募スケジュールは2026年9月27日時点で公式サイトに掲載されていません。
中小企業省力化投資補助金:業務の代替を目的とした機種ではなく対象になりにくい
一般型・カタログ注文型とも、特定の業務を代替・省力化する設備を対象にした制度です。Microduckは強化学習の実験・教育向けの小型ロボットであり、特定業務の省力化効果を数値で示すことが想定しにくいため、対象になりにくいと考えられます。中小企業庁の製品カテゴリ一覧(category.csv、2026年9月25日更新・2026年9月27日確認)にも小型二足ロボット・教育用ロボットに該当する区分は見当たらず、登録製品一覧(list.csv、2025年11月27日更新・2026年9月27日確認)でも「pollen」「microduck」の登録は確認できませんでした。
研究・教育機関での利用:科研費や教育予算の一般案内にとどまる
大学・高等専門学校・専門学校などの教育・研究機関がMicroduckを強化学習の研究やロボティクス教育に使う場合は、本サイトが扱う中小企業向け補助金の対象ではなく、科学研究費助成事業(科研費)や所属機関の教育・設備予算が候補になります。具体的な制度名・金額は研究課題や学校種別によって異なるため、本記事では一般的な案内にとどめ、断定的な金額は記載していません。
中小企業新事業進出補助金:新規受付は終了・後継制度へ移行
「中小企業新事業進出補助金」は2026年9月27日時点で公式サイト上に「本補助金の公募は終了しております」との告知があり、新規の受付は後継の「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」に移行しています。後継制度の詳細は本記事作成時点で確認できていないため、検討する場合は必ず公式の特設サイトで最新情報をご確認ください。