清掃ロボット補助金ガイド2026|制度の選び方と申請の流れ
機体・製品別
公開: 2026年3月12日
更新: 2026年3月12日
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この記事の結論
清掃ロボットの補助金活用でまず確認すべきことは、①どの制度を使うか②公式な補助率・上限額はいくらか③自社の施設で使える機種かどうかの3点です。価格相場の話ではなく、公式に確認できる制度の仕組みと製品の運用条件を軸に整理します。
清掃ロボット補助金ガイド:まず押さえる3つのポイント(2026年9月時点)
清掃ロボットの補助金活用でまず確認すべきことは、①どの制度を使うか②公式な補助率・上限額はいくらか③自社の施設で使える機種かどうかの3点です。価格相場の話ではなく、公式に確認できる制度の仕組みと製品の運用条件を軸に整理します。
この記事でわかること
- 清掃ロボットは中小企業省力化投資補助金「カタログ注文型」に正式カテゴリとして登録されており、2026年9月16日に公式ポータルで実検索した時点で12製品が登録されている
- カタログ注文型は補助率1/2以下・審査なしの随時受付、対象機種にない場合や大規模投資では一般型(審査あり)やものづくり補助金という選択肢がある
- カタログ登録製品の詳細ページには価格の記載が一切ない(12製品すべてで確認)。金額は必ず販売事業者に個別見積りを依頼する
- 製品ごとに対応できる傾斜・段差・通路幅・充電方式が大きく異なる。導入前にこの4点を確認しないと「導入したのに清掃できないエリアが残る」事態になりやすい
- 申請はGビズID取得から事業実施効果報告まで8ステップ。販売事業者との共同申請が必須で、公式ポータルに直接の申請フォームは無い
本記事の情報はすべて2026年9月16日時点で中小企業省力化投資補助金の公式ポータル(shoryokuka.smrj.go.jp/portal.shoryokuka.smrj.go.jp)で確認した内容です。価格の相場・目安・回収期間は記載していません。制度は変更される場合があるため、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
省力化投資補助金カタログに登録されている清掃ロボット12製品(2026年9月16日実検索)
中小企業省力化投資補助金の公式ポータル「省力化製品検索」で製品カテゴリをカタログ注文型の「清掃ロボット」に指定して実際に検索したところ、2026年9月16日時点で対象製品12件と表示されました。登録メーカーは7社で、乾式吸引・湿式床洗浄・除菌ワイパー清掃など清掃方式も多様です。
| 省力化製品番号 | 製品名 | 製造事業者 |
| PD-00000005 | Whiz i アイリスエディション | アイリスオーヤマ株式会社 |
| PD-00000069 | 清掃ロボットCL-02(ワイパー清掃タイプ) | CYBERDYNE株式会社 |
| PD-00000185 | HAPiiBOT(型番EG-2RX-Li) | アマノ株式会社 |
| PD-00000190 | 業務用ロボット掃除機 RULO Pro(型番MC-GRS2M) | パナソニック株式会社 |
| PD-00000297 | RSrobo(型番RS-600) | アマノ株式会社 |
| PD-00000304 | KIRA B 50 | ケルヒャージャパン株式会社 |
| PD-00000407 | KIRA B 50 + KIRAドッキングステーション | ケルヒャージャパン株式会社 |
| PD-00000545 | KIRA CV 50 | ケルヒャージャパン株式会社 |
| PD-00000702 | BROIT | アイリスオーヤマ株式会社 |
| PD-00001410 | 一望打塵(自律走行清掃ロボット) | 株式会社東京機械製作所 |
| PD-00001635 | STRIVER Ⅱ(C×S Model) | 株式会社オカムラ |
| PD-00001654 | STRIVER Ⅱ(HiKOKI Model) | 株式会社オカムラ |
出典:中小企業省力化投資補助金 公式ポータル「省力化製品検索」製品カテゴリ「清掃ロボット」で実検索(2026年9月16日確認・対象製品12件)。各製品の省力化製品番号(PD-〇〇〇〇〇〇〇〇)は同ポータルの製品詳細ページで個別に確認できます。登録製品は随時更新されるため、最新の件数・機種は必ず公式ポータルでご確認ください。
12製品すべてで価格の記載は確認できませんでした
各製品の詳細ページを個別に開いて確認しましたが、12製品のいずれにも本体価格・レンタル価格の記載はありません。ページには製品型番・対象業種・対象業務プロセス・寸法・消費エネルギー・省力化効果など、製造事業者が任意で登録した仕様情報が中心です(未記入の項目は「-」表示)。価格を知りたい場合は、各製品ページの「販売事業者検索」から見積りを依頼してください。金額の目安については姉妹記事清掃ロボット補助金・価格2026で、メーカー公式サイトで確認できた数少ない価格情報(レンタルパック料金など)を整理しています。
対象業種・対象業務プロセスは12製品すべて共通
今回確認した12製品はいずれも、対象業種として「飲食サービス業・宿泊業・製造業・卸売業・小売業・その他の事業サービス業・娯楽業・生活関連サービス業・倉庫業・建設業・介護業」の11業種、対象業務プロセスは「清掃業務」が共通で登録されていました。業種を問わず幅広い事業者が対象になり得ることが公式情報から確認できます。
清掃ロボットに使える補助金の選び方:カタログ注文型・一般型・ものづくり補助金
清掃ロボット単体を導入するなら、まずカタログ注文型に対象機種があるかを確認するのが最短です。カタログに無い機種や、清掃業務以外も含めた大規模な設備投資を検討している場合は、一般型やものづくり補助金が選択肢になります。3制度の位置づけの違いは次のとおりです。
| 制度 | 対象 | 審査・受付 | 申請の主体 |
| 省力化投資補助金(カタログ注文型) | 公式カタログに登録された製品のみ(清掃ロボットは12製品) | 要件確認のみ・審査なし・随時受付 | 中小企業等と販売事業者の共同申請 |
| 省力化投資補助金(一般型) | 個別現場に合わせたオーダーメイドの設備導入・システム構築 | 審査あり(労働生産性の年平均成長率+4.0%以上等の要件) | 中小企業等単独で応募・交付申請 |
| ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 | 新商品・新サービスの開発等を伴う設備投資 | 審査あり(公募回ごとの競争的な採択) | 中小企業等単独で応募 |
出典:中小企業省力化投資補助金 公式ポータル「カタログ注文型とは」/同「一般型とは」(いずれも2026年9月16日確認)。公式な補助率・従業員規模別の補助上限額(カタログ注文型:200万円〜1,000万円、賃上げ達成時300万円〜1,500万円、補助率1/2以下/一般型:750万円〜8,000万円、補助率中小企業1/2・小規模企業者等2/3)の詳細な内訳は、姉妹記事清掃ロボット補助金・価格2026と省力化投資補助金カタログとロボット登録の仕組みにまとめています。ものづくり補助金でのロボット申請の詳細はものづくり補助金でロボットを導入する申請ガイドをご覧ください。
リース・RaaS(月額制サービス)で導入する場合
清掃ロボットカタログの製品ページを確認する中で、Whiz iアイリスエディションには「本製品は、賃貸借契約(1年間)での交付申請も可能です」という注記が公式に記載されていました。交付申請方法が購入の場合と異なるため、詳細は補助金事務局のコールセンターへの確認が必要です。
一方、制度全体としては、中小機構に登録された「対象リース会社」と共同申請するファイナンス・リース取引が2024年12月12日から補助対象に追加されています。対象リース会社を通さない一般的な月額レンタル・RaaS(サブスクリプション型サービス)契約は、公式の経費区分上、補助対象に含まれない可能性が高いため、契約前に事務局または販売事業者へ確認してください。リース・購入・レンタルの補助金・税務上の違いはRaaS・リース・購入と補助金の比較ガイド、ロボットリースと補助金の税務比較で詳しく解説しています。
出典:中小企業省力化投資補助金 公式ポータル「Whiz i アイリスエディション」製品詳細/同「制度更新履歴(カタログ注文型)」2024年12月12日の更新履歴(いずれも2026年9月16日確認)。
補助対象になる費用・ならない費用(カタログ注文型・公式区分)
カタログ注文型では、補助対象経費を「製品本体価格」と「導入経費」に分けたうえで、それぞれ対象外となる項目が公式に定められています。清掃ロボットの見積りを取る際は、この区分に沿って内訳を確認してください。
| 費用区分 | 補助対象 | 公式に対象外と明記されている主な内容 |
| 製品本体価格 | 対象 | 中古品/交付決定前に購入した製品/顧客が実質負担する費用が代金に含まれるもの/対外的に無償提供されているもの/消費税 |
| 導入経費(設置作業・運搬費・動作確認費用・マスタ設定等) | 対象 | 交付決定前に発生した費用/委託・外注費/移動交通費・宿泊費/試運転に伴う原材料費・光熱費/補助金申請・報告に係る申請代行費/応募・交付申請時に金額が定められないもの |
出典:中小企業省力化投資補助金 公式ポータル「カタログ注文型とは」補助対象経費の項(2026年9月16日確認)。清掃ロボットの初期ルート設定(ティーチング)費用が導入経費として計上できるかは機種・見積り内容によって扱いが変わるため、販売事業者に見積書へ明記してもらうことを推奨します。詳細は必ず該当締切の公募要領本文でご確認ください。
施設タイプ別:どの清掃ロボットが向いているか(公式の運用条件から整理)
カタログに登録された清掃ロボットは、公式の製品詳細ページに「省力化効果が出やすい状況や運用等」という欄があり、製造事業者が推奨する運用条件が製品ごとに書かれています。この欄の記載を根拠に、施設タイプ別の傾向を整理しました。市場調査や当サイトの評価ではなく、各社が公式に登録した条件そのものです。
| 施設タイプの傾向 | 該当する登録製品 | 公式ページに記載された運用条件 |
| 平坦なオフィス・商業施設(傾斜なし) | Whiz i/BROIT(アイリスオーヤマ) | 屋内利用、床面にスロープや傾斜・水気がないこと、清掃面積200㎡以上、通路幅80〜84cm以上 |
| 複数階・共用部(エレベーター連携) | STRIVER Ⅱ(オカムラ) | 段差1.5cmまで乗り越え可能、エレベーター連携により複数階を自動で清掃 |
| 傾斜がある広い床面(駐車場・アトリウム等) | KIRA B50(ケルヒャージャパン) | 最大6%の傾斜に対応、ドッキングステーションを複数経由して夜間の無人施設でも広範囲清掃 |
| 工場・倉庫・建設現場 | 一望打塵(東京機械製作所) | 清掃可能傾斜6%、建設現場を知る西尾レントオールとの共同開発製品 |
| 大面積・毛足の長いカーペット等の湿式洗浄 | RSrobo/HAPiiBOT(アマノ) | 直進時の通路幅900〜1,200mm以上・旋回時1,700〜1,800mm以上が必要 |
出典:各製品の中小企業省力化投資補助金 公式ポータル製品詳細ページ「省力化効果が出やすい状況や運用等」欄(2026年9月16日確認)。CYBERDYNE「清掃ロボットCL-02」とパナソニック「RULO Pro」は、この欄が製造事業者により未記入(「-」)でした。施設ごとの実際の適合可否は、この表だけで判断せず、必ず販売事業者に現地確認を依頼してください。
導入前に確認する運用条件:床材・段差・傾斜
清掃ロボットは製品ごとに対応できる段差・傾斜が大きく異なります。「導入してみたら一部エリアが清掃できなかった」という失敗を避けるため、公式ページで段差・傾斜への言及があるかどうかを機種ごとに整理しました。
| 製品名 | 段差・傾斜に関する公式記載 |
| Whiz i/BROIT(アイリスオーヤマ) | 非対応が前提。「床面にスロープや傾斜がないこと」が運用条件として明記 |
| STRIVER Ⅱ(オカムラ) | 特殊車輪により段差1.5cmの乗り越えが可能と明記 |
| KIRA B50(ケルヒャージャパン) | マルチセンサーシステムにより最大6%の傾斜があるエリアも清掃可能と明記 |
| 一望打塵(東京機械製作所) | 清掃可能傾斜6%とスペック表に明記 |
| RSrobo/HAPiiBOT(アマノ)/RULO Pro(パナソニック)/清掃ロボットCL-02(CYBERDYNE)/KIRA CV50(ケルヒャージャパン) | 段差・傾斜の許容値についての記載は確認できず(各社に個別確認が必要) |
出典:各製品の中小企業省力化投資補助金 公式ポータル製品詳細ページ「製品概要」「その他スペック」「省力化効果」「省力化効果が出やすい状況や運用等」の各欄(2026年9月16日確認)。同じ「清掃ロボット」カテゴリでも、段差・傾斜への対応可否は機種によって前提が正反対(非対応が条件の機種と、傾斜対応をうたう機種が混在)である点に注意してください。
「清掃ロボット」というカテゴリ名だけで機種を選ばない
カタログ上は同じ「清掃ロボット」カテゴリでも、平坦な床専用の機種と傾斜・段差に対応した機種が混在しています。施設に段差やスロープがある場合は、対応可否を公式ページで確認したうえで、必ず現地の図面または実測値を販売事業者に提示し、個別に適合可否の確認を取ってください。
充電・夜間運用・遠隔監視の考え方
清掃ロボットの活用効果が最も出やすいのは、人がいない夜間・早朝の無人清掃です。公式ページで夜間運用・遠隔通知に言及がある製品と、充電時間・連続稼働時間を比較します。
| 製品名 | 充電時間 | 連続稼働・清掃能力 | 夜間・遠隔運用に関する公式記載 |
| Whiz i(アイリスオーヤマ) | 約5時間 | 約500㎡/時間(最大1,800㎡) | 記載なし |
| BROIT(アイリスオーヤマ) | 約3.5時間 | 700㎡/時間、弱モードで最大1,750㎡・稼働2.5時間 | 記載なし |
| RSrobo(アマノ) | 10時間 | 8,325㎡/3時間 | 記載なし |
| HAPiiBOT(アマノ) | 4時間 | 4,000㎡/2時間 | 記載なし |
| RULO Pro(パナソニック) | 満充電約150分(交換式バッテリー対応) | 満充電で最大1,600㎡(約2.5時間) | 夜間の無人時間帯の運用を想定。清掃の開始・終了・エラー発生時に登録メールアドレスへ通知 |
| KIRA B50(ケルヒャージャパン) | 1回の充電で最大3.5時間自律走行 | 非公表 | ドッキングステーションを複数経由し、夜間の無人施設でも広範囲清掃が可能と明記。作業開始・終了・エラーを登録アドレスへ通知 |
| 一望打塵(東京機械製作所) | 5時間 | 連続稼働4.5時間 | 記載なし(建設現場・工場での清掃省人化が想定用途) |
| STRIVER Ⅱ(オカムラ) | 記載なし | 連続稼働4時間、清掃能力430㎡/時間 | エレベーター連携により複数階を自動清掃。お知らせ機能・外部スピーカーはオプションで選択可 |
出典:各製品の中小企業省力化投資補助金 公式ポータル製品詳細ページ「消費エネルギー」「その他スペック」「省力化効果」「省力化効果が出やすい状況や運用等」の各欄(2026年9月16日確認)。充電時間が連続稼働時間を上回る機種が多いため、1日に複数回・長時間稼働させたい場合は交換式バッテリーの有無や台数、ドッキングステーションの設置数を販売事業者に確認してください。
夜間無人清掃を検討する際に確認したい3点
- 施設の清掃対象面積に対して、1回の充電(または交換式バッテリー運用)でどこまでカバーできるか(清掃能力×連続稼働時間で概算できます)
- ドッキングステーションでの自動充電・給排水に対応しているか(対応する場合は複数台設置で稼働範囲を広げられます)
- 清掃の開始・終了・エラー発生をメール等で通知する機能があるか(夜間に管理者が現場にいなくても状況を把握できます)
申請の流れ:GビズID取得から事業実施効果報告まで8ステップ
カタログ注文型の申請は、公式ポータルに8つのステップとして明示されています。清掃ロボットの申請でも同じ流れです。中小企業側が直接申請フォームに入力するのではなく、販売事業者からの招待を受けて専用フォームから申請する点に注意してください。
| STEP | 内容 | 主な注意点 |
| 1. GビズID取得 | 電子申請にはGビズIDプライムアカウントが必要 | 取得までに時間がかかる場合があるため、見積り比較と並行して早めに準備する |
| 2. カタログから製品選定 | 公式カタログの「清掃ロボット」カテゴリから対象機種を選ぶ | 2026年9月16日時点で12製品。段差・傾斜・充電方式など運用条件を先に確認する |
| 3. 販売事業者の選定 | 対象製品ページの「販売事業者一覧」からサポート窓口に連絡 | 電話・メールで問い合わせ、見積りと運用条件の適合可否を確認する |
| 4. 販売事業者と共同申請 | 中小企業等と販売事業者が共同事業実施者として申請 | 申請フォームは販売事業者からの招待制。公式ポータルに直接の申請入口は無い |
| 5. 補助事業実施 | 交付決定日から原則12か月以内に導入・設置を行う | 交付決定前に発注・購入した費用は補助対象外 |
| 6. 実績報告 | 支払いに係る証憑・導入実績の証憑・事業計画の達成状況を提出 | 「報告用写真撮影アプリ」の利用で実地検査を兼ねられる場合がある(賃貸借契約を除く) |
| 7. 補助金交付 | 実績報告の内容を踏まえて補助額が確定した後、支払請求を行う | 交付決定を受けた額の全額が支払われるとは限らない |
| 8. 事業実施効果報告 | 補助事業終了後、3年間にわたり毎年度報告 | 省力化製品の稼働状況・事業計画の達成状況(省力化効果・賃上げ実績)を報告し、実地検査も行われる |
出典:中小企業省力化投資補助金 公式ポータル「申請・手続きの流れ(カタログ注文型)」(2026年9月16日確認)。応募・交付申請は公募回ごとではなく随時受付です(2024年8月9日制度変更)。清掃ロボット以外も含めた申請フロー全般の解説はロボット補助金の申請フロー完全ガイドもあわせてご確認ください。
販売事業者選び・見積り比較のチェックリスト
清掃ロボットは産業用ロボットのようなシステムインテグレーター(SIer)ではなく、メーカーまたはその販売代理店が直接販売・導入支援を行うケースが中心です。見積り比較の前に、以下を整理しておくと抜け漏れを防げます。
- 清掃対象エリアの面積・通路幅・傾斜や段差の有無を、図面または実測でまとめておく
- 導入予定機種が公式カタログに実際に登録されているか、省力化製品番号(PD-〇〇〇〇〇〇〇〇)で公式ポータルを確認する
- 複数の販売事業者から見積りを取り、「製品本体価格」と「導入経費」を分けて記載してもらう(合算された見積書は実績報告時に問題になりやすい)
- 夜間の無人清掃を希望する場合は、ドッキングステーションの対応台数と、清掃開始・終了・エラーの通知機能の有無を確認する
- リース・レンタルで導入したい場合は、中小機構に登録された「対象リース会社」を通す契約かどうかを事前に確認する
- GビズIDプライムの取得を、見積り比較と並行して早めに進める
清掃ロボットの機種スペックをさらに横並びで比較したい場合は清掃ロボット 機種比較、清掃管理システムなどソフトウェア面の補助金活用は清掃AI・清掃管理システムの補助金、投資回収の考え方はフィジカルAI導入の費用対効果計算で解説しています。
導入後に後悔しないための注意点
公式情報を確認する中で見えてきた、清掃ロボット導入時に注意すべき点を整理します。
見落としやすい4つの注意点
- 交付決定前の発注・購入:カタログ注文型・一般型とも、交付決定前に購入・発注した製品は補助対象外です。見積り比較や機種選定は交付決定前に進めても構いませんが、正式な発注・支払いは交付決定通知を受け取ってから行ってください
- 傾斜・段差のある床での機種選定ミス:Whiz i・BROITは「床面にスロープや傾斜がないこと」が運用条件である一方、KIRA B50・一望打塵は傾斜6%まで、STRIVER Ⅱは段差1.5cmまでの対応をうたっています。カテゴリ名だけで選ぶと現地で使えないエリアが出ます
- 単純なレンタル・RaaS契約での申請:中小機構に登録された対象リース会社を通さない一般的な月額レンタル・サブスクリプション契約は、補助対象に含まれない可能性があります
- 通路幅の未確認:アマノのRSrobo・HAPiiBOTのように、直進時900〜1,200mm、旋回時1,700〜1,800mmといった通路幅要件がある機種もあります。狭い通路が多い施設では事前確認が必須です
カタログ注文型の基本要件では、補助事業終了後3年間、労働生産性を年平均成長率(CAGR)3.0%以上向上させる事業計画に取り組む必要があります。清掃ロボット導入前に、清掃にかかっている現状の人員・時間を記録しておくと、実績報告・効果報告の準備がスムーズになります。
出典:中小企業省力化投資補助金 公式ポータル「カタログ注文型とは」基本要件の項(2026年9月16日確認)
清掃ロボットの価格や申請手続きをさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご確認ください。
出典・参考情報
最終更新日:2026年9月16日。本記事の制度情報・製品登録情報は上記の公式ポータルにもとづきますが、カタログ登録製品・補助率・上限額は変更される場合があります。必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事は採択や補助額を保証するものではありません。
補助金の申請・手続きを専門家に任せる
補助金は申請書類の作成や事業計画の策定に専門知識が必要です。採択率を高めたい方は、申請代行・申請サポートの専門家への相談も有効です。